Mauricio-Pochettino(C)GettyImages

チェルシー指揮官、怪我人の多い現状には静観の構え「どう評価するか慎重にならなければ」

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、多くの選手が負傷者リストに名を連ねる中でフィットネスへの懸念を「注意深く」見極める必要があると考えているようだ。

今季のプレミアリーグでここまで5試合を終えて1勝と苦戦が続くチェルシー。特にチームは現在9人の選手が負傷離脱や怪我からの回復に向かっている最中で、今夏の移籍市場で獲得したロメオ・ラヴィアとクリストフェル・エンクンクはまだ試合にも出場することができていないなど、多くの怪我人を抱えている状況だ。

この現状についてポチェッティーノ監督は、クラブのメディカルスタッフの能力を全面的に信頼しているとしながらも、チームのフィジカル的な問題を懸念しつつ、慎重なアプローチが必要だと主張した。

「ここに来る前に、なぜ昨シーズンは怪我人が多かったのか、その理由を明確にするためにあらゆることをした。リスクマップを分析し、そして選手のプロフィールも分析したよ。理由は方法論でもなければ、メディカルスタッフやコーチングスタッフ、パフォーマンスエリアで働く人々でもない。これらの分野を尊重する必要があると思う。彼らは非常に優秀なプロフェッショナルであり、資格を持った人々であり、だからこそサッカー界で働いている。でも、時にはそういうこともある。選手個々には、時には評価すべきリスクがあるんだ。

もちろん不運もある。1シーズンで起きるかもしれない怪我もある。あるいは2シーズンかもしれない。でも、それは自分ではコントロールできないさまざまな状況によって起こるんだ。ケガの種類を見れば、『ウーン』となる。何人かの選手には、『もっと注意を払う必要がある』と言う。でも、それは不運なんだ」

怪我人が多く出る状況も「この状況をどう評価するか、慎重にならなければならない」と語ったポチェッティーノ監督。苦しい時期が続く中で、チェルシーは勝ち星を積み重ねていくことができるだろうか。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0