チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、「大きなスカッドは必要ない」と断言し、移籍市場で「厳しい」決断を下す用意があるようだ。
26日にアトランタで行われたプレシーズンマッチでニューカッスル・ユナイテッドと対戦したチェルシーは、ニコラス・ジャクソンがゴールを決めたものの、相手にもゴールを奪われて1-1のドローに終わった。
試合後、ポチェッティーノ監督は、「今のところチームの活力はとてもいいし、本当にいいメンバーで一緒に時間を共有できている」としつつも、プレミアリーグ開幕前に人数を減らさなければならない理由を口にした。
「良い関係を築き、良いバランスを保つことが移籍市場での大きな仕事であり、課題だ。もし選手たちが、自分がプレーできないことを不満に思っているのであれば、クラブと解決策を見つけ、状況を改善するつもりだ。大規模なチーム編成をすることはできないし、その結果、チームに混乱が生じることもある。それは数学的な話ではない。だから、私たちは大きなチームを必要としていない。必要なのは22、23、24人の選手と若手。厳しい決断になるかもしれないためとても残念だが、我々は競争のあるバランスの取れた良いチームを作る必要がある」
すでにカイ・ハヴァーツやメイソン・マウントを含め、10人以上の選手を放出したチェルシーだが、残りの移籍市場でどんな動きを見せることになるだろうか。


