Mohammed-Kudus(C)GettyImages

クドゥスの代理人が今夏の移籍事情を告白。チェルシーからの「バカげたオファー」を非難

ウェストハムのモハメド・クドゥスの代理人であるジェン・メンデレヴィッチ氏は、今夏の移籍市場でチェルシーから「バカげたオファー」があったことを明らかにした。

今夏、最終的にアヤックスからウェストハムに移籍したクドゥスは、チェルシーやアーセナル、パリ・サンジェルマン(PSG)なども移籍先として噂されていた。その中でも、チェルシーは選手と個人的な条件の合意まで達していたようだ。

だが、代理人のメンデレヴィッチ氏によると、チェルシーはわずか1700万ポンド(約30億円)しか提示せず、「チェルシーとの契約は合意まで達したが、成立はしなかった」とすぐにオファーを拒否したと『RMC Sports』に語った。

「チェルシーがアヤックスにバカげたオファーを出したからだ。カウンターオファーもなかった。チェルシーは今夏、多くのクラブに受け入れられないとわかっていながら非常に安いオファーを出していたんだ。実際、チェルシーはモイセス・カイセドの獲得に全精力を注いだ」

また、クドゥスがPSGへの移籍に関心があったことも明らかにした。

「クドゥス本人はアヤックスを去りたかった。しかしMFを必要としていても彼を雇えるクラブはあまりなかった。我々はクドゥスのプロフィールをPSGに提示したが、PSGが前進することはなかった。どのクラブにも別の選手を取る選択肢、優先順位が低いと判断する権利がある」

さまざまな移籍先があった中、ウェストハムを選んだクドゥス。すでにUEFAヨーロッパリーグでも活躍を見せており、その選択は間違っていなかったようだ。

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