チェルシーは、インテルからの3000万ユーロ(約46億円)によるFWロメロ・ルカク獲得オファーを拒否したようだ。『ガーディアン』のジェイコブ・スタインバーグ記者が伝えた。
2021年の夏に当時のクラブ史上最高額でインテルからチェルシーに移籍したルカクだったが、期待通りの結果を残すことができず。昨季は期限付き移籍でインテルに帰還することになった。
インテルではチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献。素晴らしい活躍を見せることになったが、ルカクのローン期間はシーズン終了後に満了を迎えるため、このまま行くとチェルシーに帰還する予定となっている。
ルカクはチェルシーとの現行契約をまだ3年残しているが、そのままイングランドでプレーを続ける可能性は低いとされており、マウリシオ・ポチェッティーノも最近、ルカクがクラブを去る可能性をほのめかしていた模様。そういった状況の中、先月にはアル・ヒラルからの高額オファーを拒否したことで、ルカク本人は来季インテルでプレーする決意を固めていたと伝えられている。
ただ、チェルシーは、インテルからの完全移籍に向けた3000万ユーロのオファーを拒否したと報道。もしインテルが2度目の入札をしなければ、ルカクはユヴェントスからのオファーやヨーロッパを離れてサウジアラビアに行くことを考えるかもしれないと報じている。
インテルとは相思相愛のようだが、獲得するためにより良いオファーを提示することができるだろうか。
