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ポジション争いは承知の上。チェルシーSBグストがファンの反応に反論「僕はバカでもクレイジーでもない」

チェルシーのマロ・グストが、今夏のチェルシー行きの決断やリヨンを去った後の心境、ファンの反応などについて言及した。

グストは2023年1月、総額4000万ユーロ(約63億円)でチェルシーと契約。その上で、昨季の最後の半年間はチェルシーに移籍する前に所属していたリヨンにレンタル移籍をしていた。

今夏にチェルシーへの復帰を果たしたグストだが、主力のリース・ジェイムズとのポジション争いを考えると、リヨンで61試合の出場を飾ってはいるものの比較的経験が浅いため、チェルシーへの復帰には驚きの声も上がっていた。

現在はジェイムズが負傷しているため右サイドバックの座を掴んでいるが、今後はどうなるかわからないところもある。ただ、グストは「僕はバカでもクレイジーでもない」としつつ、チェルシー復帰を決断した思いを語った。

「ジェイムズがあのポジションで最高の選手の一人であることは、来る前から知っていた。とても仲がいいんだ。彼は僕によく話しかけてくれる。ビッグクラブにいるんだから、各ポジションにいい選手がいるのは当たり前だ。チェルシーを選んだ理由は、僕にはプランがあるからだ。自分が何をしているのか分かっているよ」

また、グストはリヨンのファンがクラブを離れることに対して多くの反応をしていたことについて「不公平だ。わからないよ」と語りつつ、「僕が言いたいのは、心が痛いということだけだ。僕たちは若者で、リヨンで育ち、人々がどう思おうと、クラブを愛してきた。僕やカステロ(・ルケバ)、ブラッドリー(・バルコラ)が去るときは、計画や野心に応えるためだ。リヨンを恨んでいるわけではまったくないんだよ」と思いを吐露している。

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