チェルシーは、FWジェイミー・ギッテンスに対する4200万ポンド(約82億2000万円)のオファーをドルトムントに拒否されたようだ。『BBC』が伝えた。
現在20歳のギッテンスは、母国イングランドのレディングやマンチェスター・シティのアカデミーを経て、ドルトムントのアカデミーに加入。2021-2022シーズンにトップチームデビューを果たすと、今季は公式戦48試合で12ゴール5アシストをマークしていた。
そんなギッテンスだが、2月に就任したニコ・コヴァチ監督の下では出場時間を減らしており、今夏の去就に注目が集まっていた。しかし、クラブワールドカップ(CWC)2025前の移籍は成立しなかったようだ。
イギリス『BBC』によると、チェルシーはギッテンスに対して7年契約を準備し、本人も移籍を熱望していた模様。しかしドルトムント側は、チェルシーから届いた4200万ポンドを拒否したという。CWC前の特別移籍期間が終了までに取引は間に合わなかったようだ。
なおチェルシーは、ギッテンス獲得へさらなるアプローチを検討しているという。しかし、アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)やモハメド・クドゥス(ウェストハム)なども候補になっており、今後の動向に注目が集まっている。


