チェルシーは、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド獲得に向け、移籍金に加えてコナー・ギャラガーを取引の一部として提供する用意があるようだ。『ガーディアン』が伝えた。
来季に向けて新指揮官にマウリシオ・ポチェッティーノ監督を招聘したチェルシーだが、今夏の移籍市場ではエンゴロ・カンテがアル・イテハドに、メイソン・マウントとマッテオ・コバチッチがそれぞれマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティに移籍する可能性があり、3人のミッドフィルダーを失う可能性が強まっていると伝えられている。
そのため新たな中盤の選手獲得に動くことが予想されており、中でもカイセドが有力候補として浮上。今季37試合に出場して1ゴール1アシストを記録し、ブライトン史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得に大きく貢献したMFには、多くのクラブが熱視線を送っており、特にチェルシーが獲得レースのポールポジションに立っていると伝えられていた。
そして『ガーディアン』によると、ブライトンはカイセド放出に1億ポンド(約181億円)の移籍金を要求。この金額によりなかなか交渉が進まない状況となっているが、チェルシーは今回、カイセドの移籍金を下げるためにギャラガーの放出を提案する予定のようだ。
ギャラガーは2021-2022シーズン、クリスタル・パレスで34試合8得点を記録し、チェルシーに復帰した今季は35試合に出場して3ゴールをマークした。ブライトンも興味を持っている選手として伝えられており、彼を含めたオファーならばカイセドの移籍交渉に進展が見られるかもしれない。


