チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、DFベン・チルウェルの去就について語っている。
現在27歳のチルウェルは、2020年にチェルシーへと加入。初年度は公式戦42試合に出場してチャンピオンズリーグ優勝にも貢献したが、その後は度重なるケガやマルク・ククレジャの加入の影響もあって出番が減少。昨季はプレミアリーグ13試合の出場に留まっている。
そんな中、チェルシーは今夏に10人の新選手を獲得。ファーストチームの選手は43人となり、チームは人員整理に動くと伝えられている。そして2027年まで契約を残すチルウェルも、余剰戦力として退団の可能性が浮上していた。
そしてマレスカ監督は、チルウェルの将来について言及。出場時間を確保するのは難しいとし、退団を許可していることを示唆した。
「チリー(チルウェル)は、ここ数日体調を崩して練習に参加していない。彼のプレースタイルは好きだよ。だが問題は、彼が我々のチームで最適なポジションを見つけるのに苦労していることだ。今朝は22人の選手が練習に参加したが、全員に聞けば日曜日のマンチェスター・シティ戦に出場したいと言うだろう。しかし、それは不可能だ」
「毎日練習して出場機会がないのは、選手たちにとっても私にとっても良いことじゃない。私は決断を下さなければならない。おそらく、チームを去って(他のクラブで)出場時間を確保する方が良いだろう。移籍市場はまだ開いているので、どうなるか見守ろう」


