チェルシーは、クリスタル・パレスにレンタル移籍していたトレヴォー・チャロバーを呼び戻すことにしたようだ。『BBC』が伝えた。
現在25歳のチャロバーは、チェルシーの下部組織で育った後、イプスウィッチやハダースフィールド、ロリアンでレンタル移籍を経験。今季はクリスタル・パレスへとレンタル移籍すると、ここまでプレミアリーグで12試合3得点を記録していた。
そんな中、チェルシーは最近、ウェズレイ・フォファナとブノワ・バディアシルがハムストリングを負傷。最終ラインに怪我人が続出していることで、戦力の補強が求められている。そこで白羽の矢が立ったのがチャロバーのようだ。レンタル移籍に関しては1月末までに呼び戻せる条項が存在し、14日にクリスタル・パレスへ伝えたとのこと。これにより、クリスタル・パレスは15日に行われるプレミアリーグ第21節のレスター・シティ戦では起用できないこととなった。
クリスタル・パレスのオリヴァー・グラスナー監督は当初、この状況を「契約上の問題」と表現し、火曜日に「彼はここに残りたがっているが、決断を下すのはチェルシーだ」と述べており、今回の件が物議を醸す可能性も伝えられている。
