フランク・ランパード氏は、チェルシーの監督時代にジュード・ベリンガムの獲得を望んでいたもののクラブが獲得を拒否したと明かした。
ランパード氏は2019年にチェルシーで指揮を執っていた際、バーミンガム・シティで評価を上げ始めていたベリンガムに注目。クラブに引き入れることを熱望していたという。だが、チェルシーの役員会は、トップレベルでの経験が乏しいティーンエイジャーに2000万ポンド(約37億円)以上という高額の移籍金がかかることに難色を示す結果に。ランパード氏は、『The Obi One』のポッドキャストで、結局クラブがこの移籍を拒否するに至ったと明かした。
「私がチェルシーの監督だったとき、ジュード・ベリンガムを連れてこようと必死だった。しかし、彼の年齢(当時)に2000万ポンドを支払うというアイデアは、上層部には通らなかったんだ」
その後、ベリンガムに対してマンチェスター・ユナイテッドが興味を示し、サー・アレックス・ファーガソン監督自らトレーニング施設であるキャリントン・コンプレックスを訪れ、ベリンガムと交渉したとも報じられている。
最終的にはにドルトムントが若き才能を獲得し、今ではレアル・マドリーで圧倒的な結果を残すに至っているが、チェルシーが獲得していたらどのような未来になっていたのだろうか。


