チェルシーは、1月の移籍市場で補強資金を得るために複数の選手の退団を容認する考えがあるようだ。『ESPN』が伝えた。
今年夏にマウリシオ・ポチェッティーノ監督を招聘し、移籍市場で選手獲得に約4億7000万ユーロ(約736億円)を投じたとされるチェルシー。しかし、プレミアリーグでは16試合を終えて5勝4分7敗の12位と苦しい戦いが続いている。そのため先週末のエヴァートン戦(0-2)後には、指揮官が今季の立て直しに向けて「(1月の移籍市場で)何か動きが必要かもしれない」と示唆していた。
『ESPN』によると、チェルシーの主なターゲットとしては、ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)やイヴァン・トニー(ブレントフォード)が有力候補に挙がっており、さらにサンティアゴ・ヒメネス(フェイエノールト)も検討されているという。
一方で、チェルシーはファイナンシャル・フェアプレー・ルールを遵守するために現在使用できる資金が書きられているとのこと。そのため、1月の移籍市場で選手を売却することで資金を確保しようとしているようだ。その中でも、トレヴォ・チャロバー、イアン・マートセン、ノニ・マドゥエケを含む数選手の退団を容認する用意があると報道。チャロバーはクリスタル・パレス、マートセンはドルトムントの関心が伝えられており、マドゥエケはオファーがあれば期限付き移籍を容認する構えのようだ。
『ESPN』が挙げた獲得候補は、高額な移籍金が発生知ることが予想されている。そのため、複数選手が対談する可能性があると伝えられている。今後の動向に注目だ。


