今夏の移籍市場で積極的な動きを見せているチェルシーだが、ここからさらに7選手の売却を検討しているようだ。『スタンダート・スポーツ』が伝えた。
昨年、チェルシーの新オーナーとしてトッド・ベーリー氏が就任して以来、クラブはフレッシュな顔ぶれを揃えるために多額の投資をしてきた。ただ現在、ファイナンシャル・フェアプレーの規制を遵守するため、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督が受け継いだチームは、資金調達と人員整理が必要な状況となっている。
ここまでチェルシーは、エンゴロ・カンテがフリーエージェントでクラブを離れ、カリドゥ・クリバリとエドゥアール・メンディがサウジアラビアへ移籍。カイ・ハヴァーツはアーセナル、マテオ・コヴァチッチはマンチェスター・シティに新天地を求め、メイソン・マウントもマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が近づいているとされる。
すでに今夏の移籍市場で2億ポンド(約366億円)以上の売却を視野に入れているとされるチェルシーだが、報道によると、さらに多くの売却を望んでいる模様。クリスティアン・プリシッチがACミランに移籍する可能性があるほか、ピエール=エメリク・オーバメヤンは中東のチームから噂があり、カラム・ハドソン=オドイはノッティンガム・フォレストから、トレヴォー・チャロバーも他クラブから関心を寄せられ、セサル・アスピリクエタも母国スペインに戻る運命にあるようだと伝えた。
その売却で予定される1億ポンド(約183億円)以上の資金を使って新たな選手を狙うとされているが、チェルシーの目論見通りに話は進むのだろうか。


