Marcus-RashfordGetty Images

アストン・ヴィラがラッシュフォード獲得に近づく。OBが見解「エメリは彼の最高のパフォーマンスを引き出せる監督になり得る」

アストン・ヴィラは、マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードの獲得に近づいているようだ。『BBC』が伝えた。

マンチェスター・Uの下部組織出身のラッシュフォードは、同クラブの背番号10として公式戦通算426試合で138ゴールを記録している。しかし、今季途中より就任したルベン・アモリム監督の下では出番が激減。直近のプレミアリーグでも出場がないなど、苦しい状況に陥っている。

先週、アモリム監督はラッシュフォードの努力不足を理由に「63歳のGKコーチをベンチに入れる方がまだマシ」とコメント。加えて、水曜日には「ラシュフォードのような才能があれば、チームはもっと良くなるはずだ。しかし彼は変わらなければならない」と説明し、「もし彼が変われば、喜んで(チームに)迎え入れる。そして我々にはそれが必要だ。だが今は一定の基準を設ける必要がある。ラッシュフォードが本当にそれを望むなら、我々は待っている」と見解を示していた。

そんなラッシュフォードだが、『BBC』によると、アストン・ヴィラとの交渉が最終段階に入っており、まだ詰めるべき点が残されているものの移籍完了に近づいているようだ。

アストン・ヴィラは今冬の移籍市場でコロンビア代表FWジョン・デュランを放出。エミリアーノ・ブエンディアもローン移籍したことで、アタッカーの補強が求められていた。

かつてマンチェスター・Uやアストン・ヴィラでプレーしたディオン・ダブリン氏は「素晴らしい動き」と語り、『Football Focus』の取材で自身の見解を明かしている。

「非常に安定したクラブで、とても優秀な監督がいる。周りには世界クラスの選手がいて、とても良い雰囲気のチームに加入することになるだろう。マーカスには大きな抱擁と、『君は素晴らしい選手だ』と言ってくれる誰かが必要だ。ウナイ・エメリは彼の最高のパフォーマンスを引き出せる監督になり得ると思う。どうなるか見てみよう」

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