アーセナルOBのジャーメイン・ペナント氏は、古巣が今冬の移籍市場でイヴァン・トニーと契約すれば、彼が「現代版イアン・ライト」になると主張した。
ブレントフォードのトニーは、2022年11月に232件のイングランドサッカー協会(FA)ベッティングルール違反を告発され、翌月にはさらに30件の告発を受けることになった。そして、賭博ルール違反の疑いに関する調査の結果、トニーは8カ月のサッカー活動禁止と5万ポンド(約860万円)の罰金が決定。本人は処分を受け入れ、1月16日まで試合の出場が禁止されている。
そんな選手を狙っているとされるのがアーセナルだ。トニーは昨季、センセーショナルな活躍を見せて35試合に出場して21得点、5アシストを記録。新たなアタッカー獲得を見据えるアーセナルは、トニーに興味を強めていると伝えられている。
アーセナルOBのペナント氏は『NewBettingSites.uk』に対し、レジェンドであるイアン・ライト氏と比較しながらトニーを絶賛した。
「トニーは素晴らしい選手だ。彼はブレントフォードで実績のあるゴールゲッターであり、素晴らしいフィニッシャーで、素晴らしいワークレートを誇る。チームにとって素晴らしい戦力だよ。
アーセナルのように試合をコントロールできるチームでは、彼は完璧にフィットするだろう。現代版イアン・ライトのような存在になるはずだ。アーセナルが今シーズン、彼を獲得しなければ、僕はショックを受けるね」
また、「今、アーセナルは何かを勝ち取らなければならない。リーグ優勝まであと一歩のところまで行ったのだから、もう一つ上のトロフィーを獲得しなければならない」と期待を語ったペナント氏。タイトル奪取のキーマンとして、アーセナルはトニーを獲得することになるだろうか。


