Declan-Rice(C)GettyImages

ライスにかかる”イングランド最高額選手”のプレッシャー「願わくば最後の最後に僕を判断して欲しい」

アーセナルのデクラン・ライスは、ファンに対してイングランドで史上最高額の選手となってから”二週間”も経たないうちに自身を判断しないよう呼びかけている。『ESPN』が伝えた。

今夏、ウェストハム・ユナイテッドから1億500万ポンド(約190億円)でアーセナルに移籍したライスは、昨季にマンチェスター・シティがジャック・グリーリッシュ獲得に支払った1億ポンド(約181億円)を上回り、イングランドで最も高額な選手となった。

そんな中、ライスはアーセナルで長くプレーするつもりだと主張しつつ、入団してからの”二週間”で自身を評価してほしくないと『ESPN』の取材に対して語った。

「5年前の自分であれば、今自分がいる場所を夢見ていたと思う。しかし、実際に今はそのようなことを考えていない。史上最高額で売られたと考えるのはクレイジーだけど、僕は一度もそう考えたことはない。それはただ、僕についている値札なだけなんだ。僕はただサッカーをプレーし、楽しもうと考えてるだけで、自分に対して余計なプレッシャーをかけようとはしない。ありのままの自分でいることがアーセナルに来るきっかけとなったんだ。その気持ちは今も変わらないし、ここに来るまでにやってきたことをこれからもやっていくつもりだ」

「二週間や三週間で僕を判断するのではなく、願わくば最後の最後に僕を判断して欲しい。だからこそ僕はアーセナルに来たし、ここで成功したいんだ。そしてこのクラブにも成功して欲しいと思っている」

ライスは今夏、チェルシーやマンチェスター・Cからも関心を持たれていたが、最終的にアーセナルを選択した。アーセナルをかつて率いたアーセン・ヴェンゲル氏は、ライスの移籍によってアーセナルがプレミアリーグ優勝の有力候補になったと主張するなど、ポジティブな話題を呼んでいる。

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