アーセナルは、今夏のターゲットとして獲得を目指しているイングランド代表MFデクラン・ライスに対し、最初のオファーを提示したが拒否されたようだ。
現在24歳のライスは、2013年にウェストハムの下部組織に移籍。2017年にトップチームデビューを果たした。それ以降はチームの中心選手として成長し、今季はキャプテンを務めながらリーグ戦37試合4ゴール2アシストを記録。カンファレンスリーグでは、チームを欧州大会58年ぶりの優勝へ導いた。
そんなライスには以前よりアーセナルが関心を示していると伝えられ、最初のオファーが出されたと報じられていた。ただ、『ESPN』によると、アーセナルとウェストハムの幹部が行った会談により、アーセナルが移籍金8000万ポンドプラス1000万ポンドのオファーを提示したが、ウェストハムは最初のオファーを拒否した模様。ウェストハム側は今夏に売却することを認めているが、ライスを1億ポンド以上と評価しており安値で売却するつもりはないようだ。
また、ライスに対してはマンチェスター・シティも関心を示し始めたという。現在、マンチェスター・Cはライス獲得に向けた動きを表面化させていないが、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの動向次第でライス争奪戦に名乗りを上げる可能性があると伝えている。
今のところ適切なオファーが届いていないとされるが、ライス獲得レースを制すことになるのはどのチームになるだろうか。


