David-Raya(C)GettyImages

アーセナルのGK問題をアンリはどう見る?「アルテタはラヤでリーグ優勝できると…」

アーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリ氏は、古巣で話題のGK問題に言及している。

今夏の移籍市場で、ブレントフォードからスペイン代表GKダビド・ラヤを獲得したアーセナル。すでにイングランド代表GKラムズデールがいる中での補強に驚きの声も上がっていたが、直近の2試合ではラヤが先発している。そしてエヴァートン戦後、ミケル・アルテタ監督は「なぜ(GKを交代)してはいけないんだい?」と語りつつ、2人のGKを併用すること示唆していた。

アンリ氏は『CBC Sports』に対し、アルテタ監督の考えを予想しつつ、自身の見解を述べた。

「誰が正しい、誰が間違っているという話ではない。アルテタが監督であり、彼がラヤをリーグ制覇を狙えるGKと見ている。ベルント・レノを売却したときも、彼はラムズデールをトップ4入りに貢献できるGKと見た。ビッグクラブでプレーする以上、競争が起こるものだ」

「例えばあるストライカーが、クラブが競争のために世界最高のストライカーを獲得した場合、『ポジションを奪われるかもしれない』と不安になって泣き出すのか? ストライカーとして、自分がミスをした1時間後に誰かが投入されるとわかっていながらピッチに立つことは簡単なことではないと言える。ローテーションの問題ではないし、アルテタ監督はローテーションを望んでいないだろう。彼はリーグ優勝を狙えるGKを獲得したんだ。そこにローテーションはないし、レノの時も同じだっただろう。彼はラヤをタイトルを目指せるGKと見ているのだと思う」

アーセナル史上最多ゴール記録を誇るレジェンドは、アルテタ監督がラヤを正守護神として契約したと考えているようだ。24日の次節ではトッテナムとのノースロンドンダービーを迎えるが、指揮官の選択に注目が集まっている。

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