アーセナルのアーロン・ラムズデールは、ダビド・ラヤとのポジション争いに注目が集まっていることに対して「おかしい」と主張した上で、イングランド代表での将来に対する危惧を語った。
ラムズデールは9月3日のマンチェスター・ユナイテッド戦以降、リーグ戦ではプレーしておらず、ここ最近で出場したのは9月28日に行われたカップ戦のブレントフォード戦の1試合のみ。その間、ブレントフォードからレンタルで加入しているダビド・ラヤが現在GKとしてスタメン出場を続けている。
この状況についてラムズデールは『Sky Sports』の取材に対し、「いまアーセナルのGKについて話題が尽きないが、プレーするのが僕であろうとダビド(ラヤ)であろうと、僕たちはただ集中してプレーする必要がある」と主張。続けて自身の思いを口にした。
「おかしな話題だが、僕たちはそれに対応しなければならない。もし僕たちの関係が上手くいっていなかったら、プレーもうまくいかないだろう。僕たちはプロとして、本当によく一緒に仕事をしているんだ。僕が落ち込んでいる時があっても、どんな理由であれ彼は僕に協力してくれる。僕がプレーできないことに苦しみ傷ついていても、僕も立ち上がって彼の背中を押せるようにならなきゃいけない」
また、ラムズデールはアーセナルで欠場が続いた場合、イングランド代表に招集されなくなる可能性についても思いを明かしている。
「イングランド代表に選ばれ続け、監督に認められ続けるためには、クラブで試合に出場する必要がある。このような状況に陥ったのは初めてで心配ではあるが、イングランドの監督(ガレス・サウスゲイト)は以前一緒に仕事をした選手たちを信頼している。カルヴィン(フィリップス)やハリー(マグワイア)のようにクラブでの出場時間が短くても、イングランド代表でチャンスを与えられるとパフォーマンスを発揮する選手もいる。監督は素晴らしいよ」


