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ネヴィル、アーセナルの前線3人のコンビネーション不足を指摘「あまり連動しているように見えない」

イングランドのレジェンドであるギャリー・ネヴィル氏は、アーセナルの前線3人のコンビネーション不足は問題だと指摘した。『スカイ・スポーツ』が伝えた。

アーセナルは先週の土曜日、プレミアリーグ第18節でリヴァプールと対戦して1-1の引き分けに終えたことで、2年連続でクリスマスの日にプレミアリーグで首位に立つチームとなった。昨季はここから順位を下げてしまう結果となったが、ミケル・アルテタ監督率いるチームは昨季の過ちを改善し、今季ここからどんなサッカーを見せるかが注目されている。

そんな今後のシーズンを展望したネヴィル氏は、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーというリヴァプールの歴史的な前線3人と比較した場合、今季のガブリエウ・ジェズス、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネリのコンビネーションの欠如がガナーズにとって「本当の問題」であることを証明していると『Gary Neville Podcast』で指摘している。

「アーセナルで素晴らしいものになりそうなフロント3が台頭している。しかし、彼らは一緒に多くの組み合わせをしていない。それは本当に問題だ。最高のフロント3はCFとワイドプレーヤーを巻き込み、プレーして跳ね返す。昔はサラー、フィルミーノ、マネが3人の間をつないでいた。マンチェスター・ユナイテッドでは、私たちがベストの状態だったとき、前線の2人がその間をつないでいた」

「前線の選手が連動すると、DFは対応するのが難しくなる。マルティネッリ、ジェズス、サカは、あまり連動しているように見えない。リヴァプールが1月にそのポジションの補強に動くとは思えない。なぜなら、彼らにはディオゴ・ジョタがいるし、前にはたくさんの選手がいるからね。それよりもアーセナルだ。ジェズスとエディ・エンケティアは、プレミアリーグのタイトルを獲得したチームのNo.1とNo.2のストライカーなのか。それとも、彼らは実際にはNo.2とNo.3のストライカーで、No.1が必要なのだろうか?」

最後にネヴィル氏は「(アーセナルの)3人のフォワードを見ると、ゴール数だけでなく、試合中のコンビネーションも良くない。そのことが、いつかは彼らを苦しめることになる」と語り、今後難しい時期が来ると予想している。

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