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2ゴールでストライカー起用に応えたミケル・メリーノ「僕のキャリアで初めてだった」

アーセナルのミケル・メリーノが、2得点を記録して勝利に貢献したレスター・シティ戦でのストライカー起用に言及した。

アーセナルは15日、プレミアリーグ第25節でレスター・シティと対戦した。試合は拮抗した展開で推移。互いになかなか得点が生まれない状況が続いた。この状況を打破したのがメリーノだ。カイ・ハヴァーツとガブリエル・ジェズスの負傷離脱により最前線の選手が不在の状況の中、メリーノが最前線で起用されると、81分、87分にクロスから2つの得点を奪取。2-0の勝利に大きく貢献した。

試合後、メリーノは『TNTスポーツ』の取材に対して「アルテタ監督からストライカーとして起用すると言われた」と前線起用に言及。「今朝、コーチの一人とその話をしていて、正直驚きだったよ。このポジションで試合に出るのは僕のキャリアで初めてだった。だけど監督は、ストライカーとして自分の長所を活かすように言ってくれた。幸運にも2得点でチームに貢献できたよ」と状況を説明した。

また、今後もFW起用が続くのかという問いには「わからない。正直、そうは思わないね!」としつつ、「キャリアで2得点を挙げたのは2回だけで、ストライカーとして途中出場して達成したのは今回が初めてだ。バレンタインデーを妻と過ごせなかったので、この得点は妻に捧げるよ!」とストライカー起用での2得点を喜んだ。

一方、アルテタ監督は試合前に「得点すると伝えた」と主張。「彼は本物の脅威だ。相手が下がり始め、最終三分の一でセットできた時、彼がそういった場面を作れると考えた。でも言うは易く行うは難しだよ!」とし、「ミケルは9番として試合をしたことがない。だが、彼にはタイミングがあり、危険を嗅ぎ取り、予測する能力がある。そして実行できる。多くの議論があったんだ。そして、彼を混乱させたくなかった。今朝、試合状況次第でそのポジションで起用する可能性があると伝えた。彼が我々に勝利をもたらしたんだ」とメリーノのパフォーマンスに称賛を送っている。

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