プレミアリーグ第35節で、ニューカッスル撃破の立役者となったアーセナルMFジョルジーニョ。ギャリー・ネビル氏は、かつての名選手に例えて称賛した。『スカイスポーツ』が伝えている。
優勝争いの真っ只中にいるアーセナルは、前週にニューカッスルと対戦。セント・ジェームズ・パークの強烈な後押しを受ける相手に対して序盤から苦しい展開を強いられたが、14分にマルティン・ウーデゴールが鋭いミドルシュートを突き刺して先制点をゲット。その後、互いにチャンスがありながら両GKの活躍で拮抗した展開となるも、71分にオウンゴールで追加点を奪い、2-0で勝利を手にした。
ネビル氏は、この試合の鍵として「ジョルジーニョを選択したことが非常に重要だった」と主張。ニューカッスルの中盤にはフィジカル的に強い選手が揃う中、守備面を考えてトーマス・パーティを起用するのではなく、自分たちのやり方に特化するためにジョルジーニョを起用したミケル・アルテタ監督の勇気ある決断を称賛した。
また、ネビル氏は「私はこれまで一緒にプレーした中でポール・スコールズが最高の選手だと言っているが、ニューカッスル戦のピッチでは、彼がやっていたようなことがあった」と語り、非常に難しい雰囲気の中で、ジョルジーニョが狭いところでボールを受け、うまく中盤を突くことで落ち着きを与えていたと説明している。
そして、負ければ優勝が遠のく重要な一戦で「本当に厳しいときに必要なことを示した」とし、先制ゴールを奪ったウーデゴールとともに「(彼らが)あの試合を制したのだ」と称賛している。




