Eberechi-EzeGetty Images

アルテタが古巣対決を迎えるエゼに対して冷静な姿勢を強調「アーセナルに集中を」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、週末のクリスタル・パレス戦を前にエベレチ・エゼに対し、「感情を抑え、アーセナルのために集中してほしい」と呼びかけた。『ESPN』が伝えた。

現在27歳のエゼは今夏にアーセナルへ加入して以来、初めて古巣と対戦することになる。舞台はエミレーツ・スタジアム。恩師オリヴァー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスを今週、迎え撃つことになる。

エゼはクリスタル・パレスでの5年間でファンの心を掴み、8月の移籍決定時にはSNSを通じて「心からの感謝」を綴っていた。しかし現在は、22年ぶりのリーグ制覇を目指すアーセナルの一員としてチームの首位堅持が最大の使命となる。

アルテタ監督は昨季、ホームでクリスタル・パレスに2-2と引き分けたことを引き合いに出しながら冷静な姿勢を強調した。

「私たちにとって大事な試合だ。昨シーズンはここでポイントを落とした。だからこそ、今はそこに集中している。もちろん、彼にとっては特別な試合になる。古巣との対戦では独特の感情があるし、強い絆もあるだろう。だが、フォーカスすべきはチームだ。エブス(エゼの愛称)はその準備ができていると確信している」

今季、アーセナルではここまで10試合でわずか1得点と本領発揮には至っていないエゼだが、アルテタ監督はチームへの貢献を高く評価していると語った。

「彼は多くの面で素晴らしい仕事をしている。これまでの環境とは違い、3日に1度の試合というリズムに慣れる必要があるが、順応力は高い。チームも彼の特長をより理解してきている。彼が素晴らしいのは、常にチームのために全力を尽くそうとする姿勢だ。細かい部分での集中力も求められるが、彼はそれをやっている。周囲との連携を深めるほど、さらに良い選手になっていくだろう」

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