アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ガブリエウ・ジェズスが負傷で離脱したものの、FWフォラリン・バログンのプランが変わることはないと主張した。
昨季はフランスのスタッド・ランスにレンタルで加入し、リーグ・アンで21ゴールを奪う活躍を見せたバログン。期間満了に伴い今夏アーセナルへ復帰したが、レギュラーでの出場を熱望していることを公言している。しかし、アーセナルではジェズスやエディ・エンケティアの存在により、プレータイムが限定されることも予想されていた。
そのため、アーセナルは今夏の移籍市場でバログンの放出を進めていることが伝えられていた。しかし、プレミアリーグ開幕直前にジェズスが膝を負傷。数週間の離脱を強いられることになり、『スカイスポーツ』などはこれがバログンの去就に影響するとも指摘している。
アルテタ監督は、記者団の質問に対し「バログンとのプランは変わらないが、ジェズスがいないのは確かだ。我々には異なるクオリティの選手を使うオプションがあり、それに適応していく」と語っている。
なお2日に行われたモナコとのプレシーズンマッチでは、エディ・エンケティアが1トップでスタメン出場。バログンはメンバーに入っていなかった。プレシーズンマッチのニュルンベルク戦やMLSオールスターズとの親善試合には出場していたバログンだが、インテルやユベントス、RBライプツィヒ、マルセイユ、そしてチェルシーなどが関心を持っていると噂されており、ジェズスの負傷によって今後の動向がさらに注目されている。


