アーセナルのミケル・アルテタ監督は、主力選手を欠きながらの「泥臭い」勝利を称賛している。『BBC』が伝えた。
アーセナルは15日、プレミアリーグ第4節で宿敵トッテナムと対戦。出場停止のデクラン・ライスやインターナショナルマッチウィークに負傷したマルティン・ウーデゴール、リカルド・カラフィオーリを欠く中、相手に押し込まれる時間こそあったものの、後半にセットプレーからガブリエウ・マガリャンイスのゴールで先制し、そのまま1-0で勝利を収めた。
試合後、アルテタ監督は「失った選手のために少し適応しなければならなかった。5日間、トッテナム戦の準備をしていたが、一瞬で一人の選手を失い、また別の瞬間に別の選手を失った。あまり眠れなかったよ!」と本心を告白。続けて、「言い訳はなく、泣き言もないよ。選手たちは強靭だ。彼らはサッカーを愛している。時には勝つために泥臭いことをしなければならず、彼らはそれを好んでやる。私はそれが大好きだ。なぜなら日々、選手たちはますます貪欲になっているからね」と語り、主力を欠く状態でライバルを打ち破った選手たちのパフォーマンスを称賛した。
また、セットプレーからのゴールについてアルテタ監督は、2021年にマンチェスター・シティから加入したセットプレー専門コーチのニコラス・ジョバー氏の影響が大きいと明かしている。
「シティにいた時に彼を招聘する決定をし、アーセナルにも招聘した。他のスタッフと共に試合に勝つ方法は多くあり、これはその一つだという信念を注入してくれた。彼らに大きな称賛を送るよ。これから厳しい一週間が来る。選手たちは既に信じている。我々は多くの大きな試合に勝ってきたが、これは私たちに多くのエネルギーと信念を与えてくれるだろう」


