アーセナルのミケル・アルテタ監督は、0-1で敗れたアストン・ヴィラ戦での物議を醸した判定について公に批判するようなコメントを避けた。
アーセナルは9日、プレミアリーグ第16節でアストン・ヴィラと対戦。試合は立ち上がり早々の7分にテンポのいいパス交換からジョン・マッギンに先制点を許すと、その後いくつかのチャンスを作り出したが決め切ることができず。ゲーム終盤にはカイ・ハヴァーツがゴールネットを揺らしたが、これはハンドの判定で認められなかった。結局、最後まで1点が遠く0-1で敗戦。リヴァプールに首位の座を譲ることになった。
この試合では前述したハヴァーツの場面や、ドウグラス・ルイスがボールを奪おうとした際にガブリエル・ジェズスの足の裏を蹴ったものの結果的にPKが与えられなかった場面など、物議を醸すような判定も見受けられた。
そんな中、アルテタ監督は試合後の記者会見でPKの判定について感想を求められ、「明確で明白だった」とだけ回答。両方の判定が間違っていたと思うかと問われても、「いや、いや、明確で明白だ」という言葉のみを口にした。
『BBC』のインタビューでも同様に「私にとっては明確で明白なことだ」と語り、『スカイスポーツ』には判定について意見があるかと尋ねられながらも「そうだね。大きな意見だ」と語る程度にしたアルテタ監督。11月のニューカッスル戦時には暴言を吐いたことで大きな問題となったこともあり、今回は胸に秘めながらも判定に関しては言葉少なめだったようだ。




