アーセナルは、アタランタのアデモラ・ルックマンを獲得候補のリストに加えたようだ。
現在27歳のルックマンは、ユース時代を過ごしたチャールトンでプロデビューを果たすと、エヴァートン、ライプツィヒ、フラム、レスター・シティを経て、2022年からアタランタに加入。昨年はチームのエースストライカーとしてヨーロッパリーグ優勝に導き、アフリカ年間最優秀選手賞も受賞した。
そんなルックマンに関心を示し始めているのがアーセナルだ。アーセナルは今季、カイ・ハヴァーツやガブリエル・ジェズスがシーズン途中で負傷するなどストライカー不足が顕著に。そういった状況もあり、今夏でのストライカー獲得を狙っていると伝えられている。
ドイツ『スカイ』のリポーターで移籍情報に精通するフロリアン・プレッテンベルク氏は、アーセナルが今夏に「次のステップを踏む」ことを目指しているとし、ルックマンの獲得を検討し始めていると主張。一方で、ユヴェントスとマンチェスター・ユナイテッドも引き続き関心を示していることを明かした。
現在、ルックマンは2027年まで契約を結んでいることから、獲得に動いた場合の金額は安価にはならないと報じられている。ただ、今年初めのチャンピオンズリーグでのペナルティ失敗後に、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督からの「非常に無礼な」コメントを非難したこともあり、退団には前向きな可能性があるようだ。



