プレミアリーグのクラブは、過去1年間で計3億2000万ポンド(約524億円)を代理人手数料として支払っていたようだ。
潤沢な資金力を武器に、数々のスター選手が集まるプレミアリーグ。今年1月にはチェルシーが総額3億2300万ポンドで8選手を獲得するなど、近年は上位~下位クラブまで高額な資金を移籍市場に費やしている。
そしてイングランドサッカー協会(FA)の発表によると、2022年2月1日~2023年1月31日までの間、プレミアリーグのクラブは合計で3億2000万ポンドの代理人手数料を支払ったようだ。前年は2億7260万ポンド(約446億円)であり、大幅に上昇していることが明らかとなった。
なお、最高額を支払ったのはマンチェスター・シティ。アーリング・ハーランドの獲得などに5165万ポンド(約85億円)を費やしている。次いで1月の大型補強で話題となったチェルシーで、4316万ポンド(約71億円)に。リヴァプールは3369万ポンド(約55億円)、マンチェスター・ユナイテッドは2473万ポンド(約41億円)を支払った。一方過去2回の移籍市場で最も選手を獲得したノッティンガム・フォレストだが、エージェントフィーは最少学の435万ポンド(約7億円)となった。
FAは2015年からFIFA規定に基づいてデータを公表することが義務付けられている。『BBC』によると、2015-16シーズンを対象にした最初の発表では、総額4700万ポンド(約77億円)未満だったようだ。
