Julian Alvarez Erling Haaland Matheus Nunes Manchester City 2023-24Getty

白熱のプレミア優勝争い、本命はマン・C?シアラーが予想「残念な結果もあったが…」

元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、白熱するプレミアリーグ優勝争いについて語った。

今シーズンのプレミアリーグでは、第30節終了時点でリヴァプール、アーセナル、マンチェスター・シティの3つ巴の優勝争いが展開されている。いずれのチームもFAカップのため1試合の未消化があり残り9試合となっているが、1位~3位までの勝ち点差はわずかに3ポイントと、近年稀に見る白熱した展開が続いている。

これを受け、ブラックバーン・ローヴァーズ時代にプレミアリーグ優勝を達成した経験を持つレジェンド、シアラー氏がイギリス『BBC』のコラムの中で、今シーズンのタイトルレースについて綴っている。

以下に続く

「現時点でリヴァプールにアドバンテージがあり、アーセナルも離されていないが、9試合が残っている。だからマンチェスター・シティがプレミアリーグ優勝の本命だと見ているよ」

「この理由は、現在のシティのプレーに基づくものではない。ペップ・グアルディオラのチームは公式戦23試合と長期的な無敗の戦いを続けているが、最高の状態ではなく、この間のパフォーマンスは私たちの期待したものではなかった。アーセナル戦のスコアレスドローを含めて、いくつかの結果は残念なものだ。トップ5のチームに6度勝てなかったことは懸念すべきだろう」

「しかし、水曜日のエティハドでのアストン・ヴィラ戦はこれを変えるためのチャンスであり、変えなければならない。連続して勝ち点を落とすことはできないし、とても大きな試合になる。それでも、シティの最大の強みは、優勝争いに絡んでいることであり、多くの経験があることだ。それにライバルのほうが良い状態であっても、シティにはアーセナル戦のドローが災難ではないと理解するための経験がある。彼らは開幕前に私が選んだ優勝の本命であり、現段階で心変わりはしていない」

また、マンチェスター・Cの本拠地で無失点に抑えて勝ち点を奪い、2位に位置するアーセナルについては「昨シーズンにミケル・アルテタのチームはこの段階で消えていったが、このパフォーマンスは今シーズンの彼らが最後まで優勝争いに残り続けることを提案するものになった」と期待した。

そして現在首位のリヴァプールについては、「現時点でアドバンテージがある。残り試合を見ると、彼らが勝利すべき試合であると言うことになるが、タイトルレースは決してそんな簡単なものではない」と主張。続けて「優勝が決まるまでにいくつかの紆余曲折があることを予想しているし、現時点で最後に誰が首位に立っているかは知る由もない」とコメントした。

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