イギリス『スカイスポーツ』のチーフリポーターであるカヴェ・ソルヘコル氏は、プレミアリーグ勢が今冬の移籍市場で静かな理由を解説した。
近年は移籍市場の度に多額の資金を投じ、積極的なビジネスを行ってきたプレミアリーグ勢。1年前の冬にはチェルシーがエンソ・フェルナンデス獲得に1億ポンド以上を費やすなど、リーグ全体で7億8000万ポンド(約1464億円)の支出を計上し、パンデミック前に記録した2018年の最高支出額を大きく上回っていた。
しかし、今冬の移籍市場では静かな動きが続いている。間もなく市場閉幕まで1週間に迫っているが、リーグ全体で選手獲得に費やした移籍金は3460万ポンド(約65億円)のみ。売却額もわずかに200万ポンド(約3億7500万円)となっている。
各クラブが慎重な姿勢を見せていることについて、ソルヘコル氏は「真の理由はプレミアリーグの収益性と持続可能性に関するルール(PSR)だと思う」と話し、自身の見解を続けた。
「この数カ月間、プレミアリーグが厳格にこのルールを適用している場面を目にしてきた。例えばエヴァートンは10ポイントを剥奪され、さらにエヴァートンとノッティンガム・フォレストは処分される予定だ。これは多くのクラブの考えに影響を与えており、各クラブはルールを破って勝ち点剥奪されたいなんて考えていないはずだ。これが一番の理由である」
「そして、他の要因も考えられるね。例えば、アフリカ・ネイションズカップやアジアカップが現在行われている。通常、1月の移籍市場はかなり静かで、多くのビッグビジネスはその前の夏で終わっている。昨冬の移籍市場は、チェルシーが多額の資金を費やしたからこそ非常に忙しい冬だった。これらの理由で、今回の移籍市場は活気がない。これからの数日間でもう少し忙しくなると予想しているが、12カ月前のようなことは起こらない」
