トッテナムは6日、プレミアリーグ開幕節でサウサンプトンと対戦した。
昨季4位フィニッシュのトッテナムが、同15位のサウサンプトンをホームに迎えた。コンテ体制2年目となるトッテナムは、今夏の新戦力であるラングレやビスマ、ペリシッチがベンチスタートに。リシャーリソンは出場停止でメンバー外となり、前線はケインとソン・フンミン、クルセフスキを配した。
試合は、序盤の主導権争いの中でサウサンプトンがチャンスを活かす。12分、左サイド深くで仕掛けたジェネポがクロスを入れると、正面のウォード=プラウスがボレー。ハーフボレーのコントロールしたシュートをゴール左に流し込み、サウサンプトンがリードする。
それでも、すぐさま反撃に転じたトッテナムは、21分に追いつく。左サイドからクルセフスキがゴール方向に左足でクロスを入れると、ファーサイドで走り込んでいたセセニョンがヘッド。これが決まり、トッテナムが試合を振り出しに戻す。
これで勢いづいたトッテナムは、32分に早くも逆転する。左サイドのソン・フンミンが右足でゴールに向かう低いクロスを入れると、セットプレーの流れで前線に残っていたダイアーがニアで合わせる。このヘディングシュートが決まり、トッテナムが試合をひっくり返す。
2-1で迎えた後半もトッテナムが優勢に進める。すると、61分には3ゴール目を挙げる。ソン・フンミンの縦パスをボックス左で受けたエメルソンが折り返すと、正面で対応したDFサリスがオウンゴール。トッテナムがリードを2点に広げる。
さらに63分にクルセフスキが4点目を挙げたトッテナムは、66分にペリシッチを投入。その後もコントロールして試合をクローズさせ、4-1の逆転勝利で開幕白星スタートとしている。