データメディア『Opta』は、プレミアリーグ第35節終了を受けてスーパーコンピュータによる優勝予想を更新している。
熾烈な三つ巴の戦いが続く今季のプレミアリーグ優勝争い。前節終了時点では首位アーセナルから3位リヴァプールまでが3ポイント差でひしめく大混戦となっていたが、第35節で動きがあった。
首位アーセナルは、トッテナムとの激戦となった敵地でのノースロンドンダービーに3-2で勝利。さらに2位マンチェスター・シティも、残留争い中のノッティンガム・フォレストに苦戦を強いられたものの、2-0で白星を挙げた。しかし3位リヴァプールは、ウェストハムと2-2の引き分けに終わっている。
この結果、首位アーセナルが勝ち点80で首位をキープ。2位マンチェスター・C(1試合未消化)が同79で続いたが、直近リーグ戦5試合で1勝(2分け2敗)と苦しむリヴァプールは同75となり、上位2チームとの差が広がった。
『Opta』は、スーパーコンピュータで10000回に及ぶシミュレーションを行った上で算出したプレミアリーグ優勝予想を更新。ダービーを制したアーセナルは、前節終了時点の「26.6%」から5.9%上昇して「32.5%」に。それでもマンチェスター・Cが依然として本命だが、前節の「71.7%」から「67.4%」まで数字を下げた。
そしてリヴァプールについて、同メディアは「ファンに申し訳ないが奇跡的な優勝を果たす確率は0.1%まで下がっている」と指摘。前節終了時点で「1.7%」だったが、「0.1%」まで低下し、逆転優勝はほぼ不可能であると伝えている。