日本代表MF南野拓実が所属するサウサンプトンは6日、プレミアリーグ第27節でシェフィールド・ユナイテッドとのアウェー戦に臨んだ。
勝ち点14で最下位に沈むシェフィールド・Uと、勝ち点30で14位に位置するサウサンプトンが対戦。0-1で敗れた前節のエヴァートン戦を欠場した南野は、負傷明けとなる今回の一戦でスタメンに名を連ねた。
南野を4-4-2の左サイドで起用したサウサンプトンはまずまずの試合の入りを見せるも、不動のエースであるイングスが序盤の10分に負傷交代を強いられるアクシデントに見舞われる。
ハーフタイムにかけては、そのサウサンプトンが主導権を握る。すると32分、最終ライン裏を突いたテラがボックス内で倒されてPKを獲得。主将のウォード=プラウズがこれを決めて、サウサンプトンが先制した。
前半途中から右サイドにポジションを移した南野は、相手ライン間のギャップでボールを受けようとするも、なかなか良い形で仕掛けられず。それでも、積極的に守備に参加し、攻守の切り替えの早さを維持する。
チームも1点リードで迎えた後半、49分にペナルティアーク左からチェ・アダムスが強烈なハーフボレーシュートを沈めて2点差とすることに成功。さらに70分には、左サイド深くからバートランドが折り返したボールを正面の南野が合わせる。しかし、左足で放ったシュートはわずかに枠の左にはずれ、南野はこの絶好機を活かせない。
続く74分には南野の好スルーパスからアダムスが決定機を迎えるも、相手GKの好守に遭って追加点とはならず。それでも、サウサンプトンはそのままリードを守り切り、2-0の勝利でリーグ10試合ぶりの白星を手にした。89分に交代した南野はゴールやアシストはなかったものの、守備面でも献身的なプレーを続け、勝利に貢献している。
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