プレミアリーグ元レフェリーのダーモット・ギャラガー氏は、先日から物議を醸すオフサイドについて解説した。
インターナショナルブレイク前のマンチェスター・シティ対リヴァプールで、リヴァプール主将フィルジル・ファン・ダイクの得点がGKの前にオフサイドポジションだったアンドリュー・ロバートソンがいたということで取り消しになった。この判定は大きな注目を集めたが、インターナショナルブレイク明け初戦となった先週末の2試合で一貫性のない判定が下されていた。
リヴァプールがホームで0-3でノッティンガム・フォレストに敗れた一戦のムリーロが先制点を挙げた場面で、オフサイドポジションにいたダン・エンドイェがGKアリソンの前に立っていた。しかし、今回の場面ではGKに影響がなかったと判断されて得点が認められていた。
これを受け、ギャラガー氏はイギリス『スカイスポーツ』で「2週間前に遡ってみると、この種の事案に関するグレーゾーンが曖昧過ぎる。その日の主審の裁量にゆだねられてしまっている」と話し、自身の見解を続けた。
「とても主観的過ぎて、曖昧過ぎる。ハンドのような明確な基準もない。もしこれを厳格にすれば、人々は気に入らないかもしれないが、その判定を受け入れると思う。今のところ、今週は自分たちのチームに対してこのようなことが起きたなどと言われているだけだ。リヴァプールは両方の場面で不当に扱われたと感じるだろう」
また、ファン・ダイクの得点が認められず、ムリーロの得点が認められた違いについてギャラガー氏は「ロバートソンがボールに対して動いたこと」と説明。続けて「一貫性を求められ、正確な判定も求められるが、両方を得ることはできない。一貫性を求めるのなら、このような得点はすべて無効になるだろう。審判は一貫性がなかったわけではない。状況を理解し、より受け入れられる状況のものを得点と考え、実際に人々の望む判定をしたまでだ」と語った。
さらに、先週末のアーセナルがトッテナムに4-1で勝利したノースロンドンダービーでも物議の判定があった。アーセナル2点目となったエベレチ・エゼの得点の場面で、レアンドロ・トロサールやマルティン・スビメンディがオフサイドポジションで相手GKの目の前に立っていたが、得点が認められていた。
この件についてギャラガー氏は「これは私が理解できないものだ。両選手ともにゴールキーパーの目線に入っていた。彼らは離れていて、ゴールキーパーへの影響がなかったからだと私は説明された」と判定への疑問を口にしていた。
