20240526 Takehiro TOmiyasu(C)Getty Images

今季のプレミアリーグで最も負傷者の影響を受けたクラブは?負傷者続出のシーズンに

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今シーズンのプレミアリーグでは多くのクラブが度重なる負傷者に泣かされた1年になった。中でもどのクラブが最もその影響を受けたのだろうか。イギリス『BBC』が報じている。

マンチェスター・シティが史上初となる4連覇を飾って幕を閉じた2023-24シーズンのプレミアリーグ。アストン・ヴィラの大躍進や三つ巴の優勝争いなど多くの見せ場があったが、中でも注目を集めたのが各クラブの負傷者の数だ。

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ニューカッスル・ユナイテッドのエディ・ハウ監督やマンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督、チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督ら多くの指揮官がプレスカンファレンスやインタビューの中で故障者リストの長さを嘆いていた。

この要因としては、ヨーロッパカップ戦やインターナショナルブレイクとの並行を強いられる過密日程の存在、さらには長時間のアディショナルタイムがたびたび挙げられている。そんな中、どのクラブが最も負傷者の影響を受けたのだろうか。『BBC』が『Premier Injuries』のデータを基にして報じている。

1試合以上の欠場を強いられる負傷の総数は、プレミアリーグ全体で延べ655に。中でも最も多かったのがマンチェスター・Uでその数延べ45に上り、チェルシーが43、ニューカッスルとブライトンが41で続いている。

『Premier Injuries』によると、リーグ全体での負傷の総数は昨シーズンよりも11%増加しており、中でもハムストリングの負傷が18%増えていた。この理由として「疲労によって、身体が限界点に達するまでは元気だが、その後問題が起きる。負傷の最大のレッドフラッグは疲労だ」とベン・ディナリー氏が説明している。

次に紹介されたデータは負傷した選手の総数。これによると、トッテナムが最大で22選手が負傷による離脱を強いられ、ブライトンとリヴァプール、マンチェスター・Uが21選手、アストン・ヴィラ、チェルシー、クリスタル・パレス、ニューカッスルが20選手で続いた。一方で優勝したマンチェスター・C、最後まで優勝争いを繰り広げたアーセナルはともに14選手で最少だった。

『Premier Injuries』のディナリー氏は王者マンチェスター・Cの負傷者が最少だったことについて「この結果はエリートレベルの選手たちの扱い方やスカッドのローテーションの仕方といったペップ・グアルディオラの経験を示している」と考察。

また、選手が離脱した総日数も計算されており、この項目ではニューカッスルが断トツで1950日を記録。次にシェフィールド・ユナイテッドで1761日、チェルシーで1745日、ブライトンで1727日だった。この項目でもマンチェスター・Cはウェストハム・ユナイテッドに続いて2番目に最少で、672日とニューカッスルのおよそ3分の1の期間だった。

なお、リーグ全体では2万5131日を記録しており、『Premier Injuries』によると、20年以上にわたる調査期間の中で最長日数になる模様。昨シーズンと比較しても19%増加している。なお、今シーズン最長の離脱期間はアストン・ヴィラのタイロン・ミングスで281日、次にアーセナルのユリエン・ティンバーで254日だった。ただし、この日数にシーズン開幕前から離脱している選手は含まれていない。

最後の統計は、1試合に負傷で起用できなかった選手の最大数。チェルシー、ルートン・タウン、マンチェスター・U、ニューカッスルが11選手と最多で、アストン・ヴィラが10選手、ブライトンやリヴァプール、トッテナムなど5クラブが最大9選手を欠いてプレミアリーグの試合を戦った。

いくつかのクラブはベストの先発メンバー11人全員を起用できない状況にも陥った。これを受け、ディナリー氏は「リヴァプールのドミニク・ソボスライは複数の負傷に悩まされた。だから、負傷は新選手のプレミアリーグの適応に影響を与える可能性があるものだ」と話し、以下に続けた。

「ブライトンとニューカッスルは予期しない形でヨーロッパに参戦したから、彼らの運動量は非常に増えた。しかし、試合数の増加だけによるものではなく、トレーニングを妨げた遠征などの影響もある。インテンシティの高さに関してプレミアリーグは特別なリーグだ。選手はより短い回復期間でより長期的により激しく、より速くプレーすることを求められている」

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