プレミアリーグは、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場枠が最低でも「5」以上となることが確定した。
今季から新フォーマットを採用し、出場チーム数が増加したCL。それに伴い、UEFA係数の上位2カ国に出場枠が1つ追加で与えられることになっており、今季はセリエAとブンデスリーガの5位チームが出場している。UEFA係数はUEFA主催大会であるCL、ヨーロッパリーグ(EL)、カンファレンスリーグでの成績によって換算され、勝利が2ポイント、ドローが1ポイントを獲得。合計ポイント数を出場クラブ数で割った数を競うことになっている。
そして8日のCL準々決勝ファーストレグで、アーセナルがレアル・マドリーを3-0で撃破したことにより、イングランドがUEFA係数で上位2カ国に入ることが確定。来季のCL出場枠は、プレミアリーグ5位以内の5チームに与えられることになった。
また、現在プレミアリーグ勢ではアーセナルに加えてアストン・ヴィラがCLで勝ち残っており、さらにELではマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムが準々決勝に進んでいる。仮にアストン・ヴィラがプレミアリーグ5位以下で終了かつCL優勝を達成、マンチェスター・UかトッテナムがEL優勝を達成した場合、来季のCLにはプレミアリーグから最大7チームが出場することになる。
現在プレミアリーグでは、4位チェルシー(勝ち点53)から9位ブライトン(勝ち点47)まで6チームが6ポイント差にひしめく大混戦となっている。残り7試合(5位ニューカッスルは8試合)でCL出場権争いはさらに激しくなりそうだ。
