林陵平氏が選ぶプレミアリーグ4月のベスト11とは？注目は4G3Aのハヴァーツ！「最初は器用貧乏になっていたが…」

今季のプレミアリーグ中継を行っている『ABEMA（アベマ）』は、解説者・林陵平氏の選ぶ4月のプレミアリーグ・ベストイレブンを発表した。

いよいよクライマックスに突入したプレミアリーグ。アーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプールによる優勝争いだけでなく、欧州カップ戦出場権争いに加え、残留争いも熾烈を極めており、5月19日に予定される一斉開催の最終節へ向けて見逃せない戦いが続いている。

そんな中、『ABEMA』でも解説を務める元Jリーガー・林陵平氏が4月のプレミアリーグ・ベストイレブンを選出。第31節～第35節＋第29節延期分を含む全53試合から最高の活躍を見せた11人を選んだ。

現在首位に立つアーセナルからは、4月の6試合で4ゴール3アシストをマークしたドイツ代表MFカイ・ハヴァーツを選出。さらに4月の注目選手として、林陵平氏は直近のパフォーマンスは以下のように分析している。

「チェルシーからアーセナルへ移籍してきた段階ではギアが上がりきらず、周囲の評価も厳しかったですが、ミケル・アルテタ監督の信頼もあり、今ではアーセナルにとって欠かせない選手になっています」

「元からサッカーIQが高く才能がありポリバレントな選手でしたが、どのポジションもこなせてしまったことで器用貧乏になっていたと思います。現在は、前線で身体を張り時間を作れるためカウンターの起点になったり、高さを生かした攻撃のバリエーションなど、試合を重ねる毎にチームにフィットしてきたと思います。また、センターフォワードとして、ブンデスリーガからプレミアリーグへと活躍の場を移し初の2ケタ得点など（現在12ゴール）得点力も確実に付いてきているのが大きいです」

その他、2位マンチェスター・シティからはMFフィル・フォーデン、3位リヴァプールからアレクシス・マクアリスター、また残留を決めたエヴァートンからDFジャラッド・ブランスウェイトとショーン・ダイシ監督が選出されている。

■林陵平氏が選ぶプレミアリーグ4月のベストイレブン

アベマサッカーX投稿より

▽GK

エミリアーノ・マルティネス（アストン・ヴィラ）

▽DF

ネイサン・コリンズ（ブレントフォード）

マルコス・セネシ（ボーンマス）

ジャラッド・ブランスウェイト（エヴァートン）

▽MF

アレクシス・マクアリスター（リヴァプール）

ブルーノ・フェルナンデス（マンチェスター・ユナイテッド）

フィル・フォーデン（マンチェスター・シティ）

カイ・ハヴァーツ（アーセナル）

▽FW

コール・パーマー（チェルシー）

ジャン＝フィリップ・マテタ（クリスタル・パレス）

アレクサンデル・イサク（ニューカッスル）

監督：ショーン・ダイシ（エヴァートン）

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