フィオレンティーナの指揮官に復帰したチェーザレ・プランデッリが16日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組のインタビューに応じ、復帰の舞台裏やMFフランク・リベリなどについて語った。
かつて2005-06シーズンから5年間にわたってフィオレンティーナの指揮を執り、2度のチャンピオンズリーグ出場を果たすなど好成績を収めたプランデッリ。今シーズン、成績不振により解任されたジュゼッペ・イアキーニの後任として、約10年ぶりにフィオレンティーナ指揮官の座に復帰した。
「クラブには、『白紙にサインする』と伝えていた。私が今もフィレンツェにおいて、このクラブにおいて重要な指揮官であることを証明するチャンスだけを求めていたんだ。しかし自信はある。『きっと2、3カ月後には、新契約のために連絡してくるだろうね』とも付け加えたよ」
続いてプランデッリは、昨シーズンからフィオレンティーナでプレーする37歳のリベリに対してリスペクトを示した。
「彼は25年間のキャリアを有するだけに、彼について改めて発見をする必要はないだろう。彼ほどのカンピオーネ(王者)であれば、あまりの重責に押しつぶされることもない。攻撃面においては、どこでもプレーできる能力があるので、ピッチの他のエリアで彼を見るのも面白いかもしれない」
最後にフィオレンティーナ指揮官は、チームの方針については、今後、見極めていくことを明かした
「このチームには、興味深いものがある。選手たちの才能を引き出すために、どの道を歩むべきなのかを理解していかなければならない。ただ明確な目標を設定するにはまだ早い。現段階においては、チームとしての成熟と、精神面での成長を目指したい」
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