ポルトガル代表のロベルト・マルティネス監督は、欧州以外でプレーしているFWクリスティアーノ・ロナウドが代表の助けになる可能性を示唆した。
C・ロナウドは、昨年末にサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルへの移籍を発表。新天地で6カ月間過ごしたC・ロナウドは、中東の暑さなどいくつかの問題に直面したが、新たな環境に適応し、16試合で14ゴールの活躍を見せた。もともと1シーズンで退団するという噂もあったが、クラブへの献身を続け、チームも2位でシーズンを終えることになった。
ポルトガル代表の指揮官を務めるマルティネス監督は、そんなC・ロナウドがドレッシングルームの模範となり、若手に貴重なヒントを伝えてくれることを望んでいるようだ
「ヨーロッパ以外のクラブでプレーすることは、代表チームでプレーする際に有利になることがある。我々には選手を分析する3つの方法があって、それは個人のクオリティ、経験、そして主体的な姿勢で真剣に関われるかということです。クリスティアーノの姿勢は完璧だ。彼はロッカールームの模範であり、ポルトガルや世界のサッカーの模範でもある。彼は代表チームで198試合に出場している。
クリスティアーノと(FCポルトのベテランDF)ペペはポルトガルサッカーの模範であり、彼らがすべての経験と知恵を若い選手たちに伝えていく必要があるんだ。他の選手と同じように、彼(C・ロナウド)もプレーするために良いトレーニングをする必要がある。選手たちのために、競争のあるハイパフォーマンスな環境が必要なんだよ」
チームを強くするためにもC・ロナウドのような存在が必要だと称賛したマルティネス監督。来年に開催される欧州選手権に向け、まだまだC・ロナウドは代表に必要なようだ。
