ポルトガル指揮官フェルナンド・サントスが、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選第3節終了後、コメントを発している。
現地時間30日に行われたW杯欧州予選グループA第3節、ルクセンブルクvsポルトガルの一戦は前半30分にホームのルクセンブルクが先制。地力で勝るポルトガルは追う展開になり、前半終了間際にディオゴ・ジョタが1点を返して1-1で折り返す。
後半に入り、クリスティアーノ・ロナウド、ジョアン・パリーニャがネットを揺らし、1-3でポルトガルが逆転勝利を飾っている。これでポルトガルは2勝1分けとなり、勝ち点7のセルビアと並びながらも得失点差で首位に立っている。
試合後、サントス監督は『RTP』に対して「ゲームの入り方がゆっくりだった。30分間はフレンドリーマッチだったかのようだね」と述べ、相手に先行された展開を悔やんだ。
「試合に臨むメンタルとバランスを取る必要がある。これはどの対戦相手でも同じだね。問題に直面してから目を覚まし、修正してそこから巻き返すことができた。結果そのものは重要だが、そこに至るまでの流れは理想的ではなかった。やはり相手に先制されたのは思わしくない」
「ハーフタイム時にはチームとして変えるべきところは気持ちやクオリティだけだと選手たちに声をかけたんだ」
「後半にはよりゲームを支配することができた。それはルクセンブルクが別のチームになってしまったかのように思えるほどね。ただ、これは90分間一貫してやらなければいけないことだし、もっと最良の結果を出すこともできたはず。それは我々の反省点と言えるね」
ポルトガルはこの試合でボール支配率43-57%、シュート本数6-20(枠内1-11)とルクセンブルクを圧倒。指揮官は逆転勝利を喜びながらも、ルクセンブルクに先制点を許したことに不満があったと述べている。
グループA首位のポルトガルは9月開催予定の次節、アイルランド(ホーム)、アゼルバイジャン(アウェー)と戦う。
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