ポーランドサッカー協会は、フェルナンド・サントス監督の解任を発表した。
昨年のワールドカップ準々決勝敗退後、8年間にわたって務めてきたポルトガル代表の指揮官から退任したサントス監督。そして今年1月、チェスワフ・ミフニェヴィチ前監督の後任を探すポーランド代表の指揮官に就任し、2026年までの契約を結んだ。
しかし、6月の活動ではドイツに1-0と勝利するなど良い試合もあったものの、EURO2024予選ではモルドバやアルバニアに敗戦。グループEの5試合を終えて2勝3敗、首位アルバニアと4ポイント差の4位に低迷しており、残り3試合での本戦出場権獲得に向けて厳しい状況に立たされている。
そして10日のアルバニア戦(0-2)の結果を受け、ポーランドサッカー協会は13日にサントス監督の解任を決断。協会の公式ウェブサイトでツェザリー・クレシャ会長は「私たちの代表チームと仕事をしたサントスに感謝したい。次の挑戦での成功を祈っている」と語った。
現時点でサントス監督の後任が決まっていないが、クレシャ会長は「新監督の選考が私たちの最優先事項になった。決定後にすぐさま発表する」とコメントしている。
