パリ・サンジェルマン(パリSG)FWエディソン・カバーニとFWネイマールによるPK騒動に、クラブ会長が介入したようだ。『El Pais』が伝えている。
17日のリーグ・アン第6節でリヨンと対戦したパリSG。2-0と勝利を収めたが、この試合の79分にPKキッカーを巡って2大エースが口論となった。世界中でこの場面が放送されると、両者の不仲説に発展。ウナイ・エメリ監督がコメントを出すも収まる気配は見られず、DFダニエウ・アウベスが夕食会を企画し、仲裁を行ったという報道まで流れている。
こうしたなか、クラブのナセル・アル・ケライフィ会長も動き出したという。報道によると、今夏獲得に2億2000万ユーロを投じたネイマールに対してクラブの新たな顔になることを期待しているという会長は、このブラジル代表FWにPKキッカーを任せたい考えで、カバーニに対して「PKキッカーを譲ったら100万ユーロ(約1億3000万円)」というボーナスを提示したという。しかしこれは、昨季リーグ・アン得点王に輝いたウルグアイ代表FWに拒否されたようだ。
さらにケラフィ会長は、この問題解決のためにネイマールに代表者を派遣して説得に当たらせていると言われている。ブラジル出身のスーパースターに、カバーニにPKキッカーを譲って品位を示すべきだと伝えたようだが、ネイマールはこれに納得しなかったと言われている。
欧州制覇を目指し、今夏超大型補強を敢行したPSGだが、このPK騒動によるゴタゴタはしばらく尾を引きそうだ。
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