アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、イングランドサッカー協会(FA)から処分を科されることが分かった。
12月31日にアーセナルはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンと対戦。アーセナルが1-0とリードして迎えた88分、カラム・チェンバースがハンドを取られ、マイク・ディーン主審がWBAにPKを与える。このPKをジェイ・ロドリゲスが沈め、試合は1-1のドローで終わった。
あと一歩のところで勝利を逃したヴェンゲル監督は、この判定に激怒。主審とオフィシャルを怒鳴り散らす悪態をつき、それでも怒りの収まらない同指揮官は、ロッカールームに引き揚げた後、レフェリーの控室に乗り込んで罵倒するなどの愚行に及んだと報じられている。
試合後、FAはヴェンゲル監督の振る舞いが“不適切なもの”と問題視。クラブもしくはフランス人指揮官の返答を待ってから処分を科すようだ。昨シーズンも4試合のベンチ入りを禁じられた同指揮官は、今シーズンも同様の処分を下される可能性が高まっているという。




