ミラン、チャルハノールら欠場もピオリは自信「危機も常に準備。イブラがいる」
ミランの指揮官ステファノ・ピオリが、18日に予定されているカリアリ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを述べた。
ここまでセリエA単独首位を走ってきたミラン。18日には前半戦のラストマッチとなる第18節でカリアリと敵地での対戦を迎える。2位インテルがユヴェントスに勝利し、40ポイントと同ポイントで背後に迫る中、指揮官のピオリは、残留争いに苦しむ4連敗中のカリアリに対しても警戒を緩めない。
「大きな決意を持った相手であり、難しい試合になると予想している。チームには、ジョアン・ペドロや(ラジャ)ナインゴラン、(ディエゴ)ゴディンといった経験豊かな強い選手もおり、リスペクトを持って臨みたい。高い集中力と良いプレーをしようという意欲が必要となり、歯を食いしばって戦わなければならない。リーグ戦で最も重要な試合であると考えて臨むべきだ」
ミランでは今月に入り、FWアンテ・レビッチおよびMFラデ・クルニッチが新型コロナウイルスに感染して戦線を離脱。17日には、新たにDFテオ・エルナンデスおよびMFハカン・チャルハノールが陽性反応を示したことが発表された。ピオリは主力2選手の欠場に落胆しつつ、FWズラタン・イブラヒモヴィッチのセリエA先発復帰に期待を寄せた。
「重大な損失だが、今シーズンは仕方がない。危機は突然やってくる可能性があるが、常に注意を払い、準備を整えておくべきだ。我々は上手くエネルギーとクオリティを倍増させることができたので、明日もきっと良い試合ができるはずだ」
「ズラタンの重要性や彼がどれだけチームに貢献してくれているかは、誰もが知っていること。我々は彼の復帰を喜んでいる。筋肉系のトラブルから回復し、状態は良いように見えた。プレーする準備もできているだろう。『イブラがいない方がより良いプレーができる』なんていうことはばかげているが、個の力に頼らずとも良いパフォーマンスを見せなければならない」
■新加入のMFマイテに期待
続いてミラン指揮官は、今冬の補強第1号、MFソアリオ・マイテに言及。「マイテの加入により、すでに堅固な中盤のポジションがよりいっそう競争力を増す。フィジカルコンディションは良く、注意深くて意欲もある。それに質と量も兼ね備えている。非常に気に入ったよ」と述べ、加入を歓迎した。
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