Pioli Milan Lille Europa LeagueGetty

コロナから復帰のミラン指揮官、逆転勝利での決勝T進出に喜び「選手に回復具合を試されたようだね」

ミランの指揮官ステファノ・ピオリが3日のセルティック戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、勝利を喜んだ。

先月中旬に新型コロナウイルス感染が発覚し、長らくチームを離れていたミラン指揮官ピオリ。3日のヨーロッパリーグ(EL)グループH第5節のセルティック戦で久々にサンシーロのピッチへ復帰を果たすと、チームは序盤に2点のリードを許したものの、4-2での逆転勝利に成功した。ミランは最終節スパルタ・プラハとの一戦を残してグループ突破を決め、指揮官が試合を振り返った。

「2週間ほど選手と離れて過ごしたが、永遠に続くかのように思えた。選手たちは私がフィジカル、メンタル共に回復したかどうかをテストしたかったようだね。開始直後は良かったが、その後の2回の不注意で困難に陥った。毎試合、成長するためのヒントが見つかるというのが、今日はそれがいくつもあったように思う」

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「ただ、リードを奪われてもチームとしてプレーすれば取り戻すことができることを理解しておくべきだ。今日は重要な選手が何人かいなかったが、チームとして機能することができたことが重要だと考える。一足先に突破を決めたことで、過密日程の中、一息つくこともできるのは大きい」

■イブラヒモヴィッチはサンプドリア戦も欠場へ

またミラン指揮官は、ハムストリングの負傷により欠場が続くFWズラタン・イブラヒモヴィッチに言及。「(監督代理を務めたダニエレ)ボーネラは彼を“団長”と呼んでいたが、私も気に入ったよ。ただ筋肉系のトラブルを抱えているので慎重に進める必要がある。今週末(6日のサンプドリア戦)の復帰は難しいだろう」と述べた。

ミランは現在、リーグ戦において2位以下に5ポイント以上の差をつけて単独首位に立つが、ピオリは王者ユヴェントスやインテル、ナポリを警戒しつつ、意欲を示した。

「インテル、ユヴェントス、ナポリは組織として我々よりも強く、我々とは違う目標を掲げてリーグをスタートした。それでも私はチームに対し、すべての試合で勝利を目指し、野心的であるよう求めている。若い選手が多く、すでに限界に到達している者は少ない。チームにはもっと成長して欲しい」

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