プロ審判協会であるPGMOL(プロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド)は、トッテナム対リヴァプール戦で確認された“誤審”の場面で交わされた審判とVARの音声を公開した。
現在プレミアリーグで大きな話題となっているVAR。先日のトッテナム対リヴァプール戦(2-1)の前半途中にルイス・ディアスのゴールがオフサイドで取り消しとなったが、試合終了直後にPGMOLが「人為的なミスがあった」と認める事態に。これに対してリヴァプール側は「競技規則が正しく適用されなかったことは明らかであり、その結果、スポーツの完全性が損なわれた」などと声明を発表し、さらに審判間の会話内容を公開することを求めていた。
そして3日、PGMOLは問題となった音声を公開。VAR担当のダレン・イングランド氏とアシスタントVARのダン・クック氏、さらにリプレイオペレーターやピッチ上の審判の間で緊迫したやり取りがあったことが確認されている。通常の手順でVARによるレビューが完了した後にディアスがオンサイドであったことが判明するも、すでに試合がリスタートしてしまったために変更することはできなかったようだ。
■PGMOLが公開した音声とは?
VAR:「確認完了、確認完了。大丈夫、完璧だ」
主審:「よくやった」
リプレイオペレーター:「待て、待て、待て、待て。オンフィールドの判定はオフサイドだった。それでいいのか?」
アシスタントVAR:「そうだ」
リプレイオペレーター:「それでいいのか?」
アシスタントVAR「オフサイド、ゴール、そうだ。あれは間違いだぞ、ダズ(イングランド氏)」
VAR:「何だって?」
リプレイオペレーター「オンフィールドの判定はオフサイドだった。この画像でその判定でいいのか?あれはオンサイドだ。我々が提供した画像はオンサイドだ」
アシスタントVAR:「彼はオフサイドの判定を下した」
VAR:「オー、(悪態)!」
リプレイオペレーター:「ディレイ、ディレイ。オリー(PGMOLハブ)が遅らせるように言っている、オリーが遅らせるように言っている」
VAR:「何だって?」
リプレイオペレーター:「オリーが試合を遅らせるように言っている。判定はオンサイドだ」
VAR:「もうどうしようもない」
リプレイオペレーター:「試合を遅らせろ、試合を遅らせろ?試合を止めろ」
VAR:「彼らは試合を再開してしまった。どうしようもない、どうしようもない」
アシスタントVAR:「そう、彼らはリスタートしてしまった」
VAR:「どうしようもない。私にはどうにもできない。(悪態)」




