2023-07-28-1999-perugia-hidetoshi-nakata(C)Getty images

中田英寿氏のペルージャ移籍から25年で伊誌が特集「絶叫のデビュー戦。スター誕生」

かつてセリエAのローマやペルージャで活躍した元日本代表MFの中田英寿氏について、イタリア誌『グエリン・スポルティーヴォ』が特集を組んだ。

中田氏は、1998年フランス・ワールドカップ(W杯)終了後に、ペルージャへと移籍。直後のユヴェントス戦でドッピエッタ(1試合2得点)を記録して衝撃的なデビューを飾るなど活躍を見せた。翌シーズンの冬の移籍市場では、強豪ローマへとステップアップ。2001年にスクデットを獲得した。

イタリア誌は26日、そんな中田氏について特集。「ウンブリア勢は25年前、最高の補強を実現した。ヒデは、数々の疑念の中でやって来たが、すぐさま違いを作り出した」などと綴り、1998年の元日本代表MFのセリエA上陸を振り返った。

セリエAに昇格したばかりのペルージャのルチアーノ・ガウッチ会長は、補強の目玉として中田氏を獲得したが、イタリア誌は当時の元日本代表MFについて「21歳のナカタは寡黙だが、美意識が高く“日本のベッカム”とのニックネームもあった」と紹介した。

ピッチにおいては「残留を目指すペルージャの最初の練習から、他の選手たちと比べてプラスアルファの何かを持っていることをすぐさま示した」中田氏。指揮官のイラーリオ・カスタニェールも「あの寡黙な青年がトップチームの中でずば抜けていることを理解していた」ようだ。

ペルージャは、ユヴェントスとの開幕戦までに登録手続きを完了させると、中田氏はいきなりセリエAデビュー戦で躍動。「3-4で敗れたが、地を這う正確な右足のシュートでドッピエッタを記録し、完全に絶叫のデビュー戦だった」と賛辞を贈りつつ、「本当にスターが誕生したと言えるだろう」と綴った。「確かにあのシーズンは、ピアチェンツァ戦で決めたスペクタクルなオーバーヘッドを含めて実に10ゴールを記録した」とも振り返った。

最後にイタリア誌は、2006年の中田氏の現役引退に触れ、「2001年のローマのスクデット獲得の主役は、型破りで洗練された選手のイメージを残したまま、わずか29歳で現役引退を迎えた」と締めくくっている。

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