アーセナルは、アヤックスからユリエン・ティンバーを3850万ポンド(約55億円)で獲得することで基本合意したようだ。『スカイ・スポーツ』が伝えた。
昨季のプレミアリーグでマンチェスター・シティにあと一歩及ばなかったものの、激しい優勝争いを繰り広げてチャンピオンズリーグ出場権を獲得する2位で終えたアーセナルは、今夏の移籍市場で積極的な補強に動いている。特に昨季の終盤戦でウィリアム・サリバと冨安健洋が立て続けに負傷離脱を強いられ、パフォーマンスの低下が指摘されたディフェンス陣の補強に動いており、先日から複数メディアでアヤックスのティンバー獲得に動いていることが伝えられていた。
そんな中、『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルは22歳のオランダ代表DF獲得に向けて3420万ポンド(約49億円)に加え、パフォーマンスによって430万ポンド(約6億)が増加される条項を合わせたオファーで基本合意に至った模様だ。
アヤックスのアカデミーを経て、21歳ながら120試合以上の出場機会を得ているティンバーは、近日中にメディカルチェックを受け、移籍に向けた個人的な条件をまとめる予定とのこと。マンチェスター・ユナイテッドからも興味を持たれていたDFは、争奪戦を制したアーセナルに加わることになりそうだ。
