Pedro Roma LazioGetty

ペドロが36年ぶり“禁断の移籍”…ローマから宿敵ラツィオに加入決定

元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが古巣ローマの最大の宿敵であるラツィオに加入した。

昨夏にチェルシーを退団し、ローマに加入したペドロ。公式戦40試合で6ゴールをマークした同選手だが、昨シーズン終了後に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の構想から外れ、さらに高額なサラリーの影響もあり、フリーエージェントとして今夏の移籍市場に並んだ。

そして、元スペイン代表FWを受け入れたのは、以前から度々新天地として報じられてきたラツィオ。イタリアの首都に拠点を置き、古巣と激しいライバル関係にあるクラブのメディカルチェックをパスしたペドロは19日に2年契約を締結した。

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この結果、ペドロはチェルシー時代に指導を受け、今夏からラツィオを指揮するマウリツィオ・サッリ監督と再タックを組むことが決定。また、同選手は新天地で9番を着用することになる。

なお、ローマの2クラブを直接行き来したのは、この36年間でペドロが最初の選手に。それ以前は、GKアストゥティーロ・マルジョリオがローマからラツィオに移籍した1985年まで遡らなければならない。その他にも、アンジェロ・ペルッツィやアレクサンダル・コラロフ、シニシャ・ミハイロビッチなどが両クラブでプレーしたが、他クラブを介さずに移籍した例は近年ではなかった。

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