バルセロナMFペドリは、レアル・マドリーの選手になっていた可能性があったことを否定しなかった。
ペドリが2018年にレアル・マドリーの入団テストを受け、テストに落ちた後にラス・パルマスに入団し、そこから本当の心のクラブであるバルセロナに移籍を果たしたのは有名な話。しかしレアル・マドリーの入団テストにもし受かっていたならば、実際に入団していたのだろうか。
今年のゴールデンボーイを受賞したペドリは、同賞を主催するイタリア『トゥットスポルト』とのインタビューに応じて、その可能性について言及。子供の頃はクラブにこだわりを持つことなく、目の前にあるチャンスをつかむ必要があったことを主張している。
「15歳の頃にレアル・マドリーから入団テストを受けないかと連絡があった。でもテスト当日はすごい雪で延期になったんだ。その翌日、カデテA(U-14〜15)の軽めの練習に参加して、次に違うチームと一緒となって、もう一度カデテAで練習した。結局、僕はテネリフェに戻ることになった」
「自分が生まれる前に亡くなった僕の祖父は、テネリフェで最初のバルセロナのペーニャ(公式応援グループ)をつくった人だった。僕の家はバルサ一色だったんだ。皿もコップもすべてね。その祖父が空の上から何かをしてくれたと、僕は信じているよ。ただ、自分の心のクラブがバルセロナだとしても、マドリーを拒絶することはなかった。チャンスというものは何としてでもつかまなければならないから。それでも、あの入団テストでは色々とネガティブな状況が重なったんだ。すべて偶然なわけがない。僕はそう信じているよ」


