バルセロナMFペドリが、27日のラ・リーガ第26節アスレティック・ビルバオ戦(4-0)で見せたバックヒールによる股抜きについて振り返っている。
前半から圧巻のプレーを連発していたペドリだったが、80分にはカンプ・ノウ、ひいてはテレビを通じて観戦していた人たちを驚愕させる離れ業をやってのけた。
自陣ゴール近くのタッチライン沿い、DFミケル・バレンシアにつかまれて前を向けずにいた19歳MFは、右足裏でボールを転がすと、バレンシアガの股を通して突破に成功。カンプ・ノウは大歓声に包まれ、SNSなどでも大きな反響が生まれることになった。
試合後スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたペドリは、この超絶プレーについて、内心では成功するか不安に思っていたことを明かしている。
「股抜きについては、正直ビビっていたんだ。もしボールを失ったらどうしようって。でも、うまくいったね」
ペドリはまた、チャビ・エルナンデス監督就任後に上昇気流に乗るチームについて「監督は特に若手にアドバイスをくれる。それは結果として表れていると思う。勝ち点3ずつ獲得していけたらいいね」とコメント。またチャビ監督が自身のことを「そのポジションでは世界最高の才能」と話していたことについて意見を求められると、こう返している。
「フットボールの世界にはたくさんの才能がひしめいている。フットボール界で誰かになろうとするなら、懸命に努力しなくてはいけないんだ」




